乳酸菌サプリ@腸内フローラの善玉菌を増やす

乳酸菌サプリ

乳酸菌の働き

乳酸菌には、お腹を良くする整腸作用がある。便秘が解消されるなどのイメージがある人が多いでしょう。
また、よくわからないけどTVでたまに見るから身体にいいらしいなど。

イリヤ・メチニコフがヨーグルトの効果を発見

乳酸菌を発見したのは、イリヤ・メチニコフという研究者です。

ブルガリアのコーカサス地方を旅行中に、乳酸菌を豊富に含んだヨーグルトを日常的に食べる人たちが健康で長生きの者が多いことに目をつけました。

メチニコフは、一般的にはロシアの微生物学者と紹介されますが、実はユダヤ人との説もあり、ノーベル賞を受賞したときはフランスという紹介をされることもあります。

世界中にヨーグルトの機能や効果を広めた人物です。
5月15日はヨーグルトの日に制定されていて、その日はメチニコフの誕生日です。

1908年には、ドイツの細菌学者パウル・エールリヒとの共同研究でノーベル生理学・医学賞を受賞しています。

日本ではヤクルトでおなじみ

日本でのヨーグルトの第一人者は、みなさんもよく知るヤクルトの開発者で創業者でもある代田稔でしょう。

お金がない人でも健康を手に入れられるように安い値段で買える商品を作るというポリシーのもと、1930年、京都大学医学部微生物の講師時代にラクトバチルス・カゼイ・シロタ株を発見しました。これが通称ヤクルト菌です。

乳酸菌とは

乳酸菌は、ブドウ糖などの糖分を餌に増殖する過程で、多量の乳酸を産生する菌の総称です。

私達の日常的な食品には、ヨーグルト、チーズ、乳酸菌飲料、ぬか漬け、キムチ、味噌、醤油、納豆、清酒、ワイン、パンなどがあります。

腸内細菌の種類は100兆個

腸内細菌とは、私たちの腸の中に住んでいる菌です。
腸内細菌は、大人で約100兆個もあると言われています。

日本微生物学会など約100兆個と表現されていますが、欧米では500兆個または1000兆個以上もあるという研究がされています。

人間の細胞は約30兆~50兆個と言われています。
いかに腸内細菌の数が多いのかが分かると思います。

生まれたばかりの赤ちゃんには腸内細菌がいません。
0個です。

出産する前は細菌がいませんが、産道を通ったり、お母さんの母乳を飲むことによって、お母さんが持っている細菌を口から取り入れたりします。

また、身の回りにあるいろいろな物を舐めたり、テーブルの上を舐めたり、指しゃぶりをしたりすることによって菌や大腸菌が少しづつ増えていきます。

大腸菌は、危険な細菌のではないかと思われることもありますが、赤ちゃんのときに腸の中に大腸菌がいることによって、腸が正常な発育をすると思われています。

近年、アトピー性皮膚炎に悩んでいる赤ちゃんの腸の中には、大腸菌がまったく住んでいないという研究もあります。
除菌のしすぎは、身体の成長に必要な菌も殺してしまっているのです。

赤ちゃんの腸内細菌は、一度大腸菌に触れておかないと、細菌の事をまなべず免疫力をつけることができず、アレルギーの耐性がつかなくなりアトピー性皮膚炎を発症させてしまうことになる可能性があるようです。

乳酸菌の本当の働き

近年は、何もかもが除菌を優先して、ボールペンまでも除菌などと書かれています。

汚いから触るのをやめなせたり、抗菌、除菌の商品を優先して使ったりする方法は、腸の発育や常在菌の定着を阻害することに繋がる可能性があることが示唆されています。

昭和の時代には、3秒ルールや5秒ルールがあり、落ちたものでも3秒なら大丈夫というようなことが広まっていて、口でフーフーと目立つ汚れを吹きながら食べていました。

パンダの主食は笹というのは知ってますよね
実は生まれたばかりの赤ちゃんパンダは、笹を消化する酵素を持っていません。
生まれたらお母さんパンダのウンチを舐めるなどしながら、消化酵素を腸内に獲得するのです。

一部の細菌が笹の葉の消化酵素を持っているので、生まれたらすぐに細菌を増やそうとウンチを舐めるのです。

また、コアラも主食であるユーカリを無毒化する酵素を持っていません。
パンダの赤ちゃんと同様に、お母さんコアラのウンチなどを舐めることで細菌を増やします。

白アリも腸内細菌がいないと、食べた木を消化することができません。
昆虫にも腸内細菌が必要なのです。

乳酸菌の役割

食べた乳酸菌の役割の一つが、腸内細菌のエサになるということです。

人間は、1日に何回か食事をしますが、腸内細菌も食事をしないと生存していけません。

腸内細菌の餌がなくなると、弱い菌は強い菌に食べられてしまい、腸内の菌のバランスが崩れてしまいます。
他に菌のバランスが崩れる原因に、ストレスや高齢化、食生活、ライフスタイルなどもあげられます。

腸内環境のバランスを崩さないためには、腸の中に住んでいる菌に乳酸菌などの菌や餌となる物質を与えることが大切です。

エサを与えると腸内細菌は酵素を作ってくれます。

人間は、自分で酵素を作ることができませんが、腸内細菌たちが食べた物を分解してくれる酵素を作っています。
また、酵素を使って免疫力を高めてくれます。

腸内細菌が作る酵素の数は、約15万種類と言われています。

高齢になってくると、腸内に住む菌のバランスが代わり、作られる酵素の種類なども変わってきます。

若い時は、焼肉やステーキをどんどん食べられたのに、歳を取ったら肉が食べられなくなってしまう人がいます。
食べられるけど、どうも体調がすぐれない人もいます。
それは老化とともに肉を消化してくれる酵素が少なくなってしまうせいもあります。

酵素は、酵素入り食品を食べても胃酸で溶けてしまいます。
なので、酵素を作ってくれる腸内細菌の存在がとても貴重なのです。

参考:腸内環境を整えて健康的な身体になる方法|腸バイブル

また、ビタミンを作ります。
人間は酵素と同様にビタミンを作ることはできませんが、腸内細菌がビタミンを作作ります。

ビタミンB群は、疲労回復に欠かせないビタミンです。また、認知症予防に効果のあるB12を作ってくれます。

また、、脳から出るホルモンを作ります。
脳から出るホルモンは、脳が作っているのではなく、腸が作っているのです。

ホルモンの中で有名なのはセロトニンやドーパミンなどがあります。

地球に脊椎動物が現れるもっと原始の時代、腔腸動物といわれる生物がいました。
食べ物を取り込む口と排泄物の出口が一本につながっている生き物です。

腔腸動物には脳がなく、腸の周りにはすごい数の神経が張り巡らされていて、口から物が入ってきたら、その神経が食べ物かどうか判断して、消化の指示をだし、吸収が終われば排泄するという一連の動きを行っていました。

わかりやすい例にはミミズがいます。
ミミズには口と腸があり、脳がありません。腸が腸の働きも脳の働きもしているのです。

近年は、土がなくなってコンクリートばかりになりミミズは少なくなってしまいましたが、ミミズが住んでいる土壌は栄養分が多いと言われています。ミミズの排泄するウンチの中にはたくさんの腸内細菌がいるのです。

神経系が長い年月の中で進化して、全身を制御するようになったのが脳だと言われています。

腸は「第2の脳」と呼ばれる事がありますが、進化の過程を考えると腸のほうが身体をコントロールしているといえます。

脳腸相関

脳と全身は背骨の中の脊髄を通してつながっています。
しかし、腸にはもうひとつ「迷走神経」というルートを持っています。

人間は脳の命令によっては動いていると思われていました。

しかし、90%程度は腸の指示によってコントロールされているということがわかっています。

性格や行動、記憶力や判断力も実は腸が関連しています。
また、うつ病や自閉症といった病気も腸内細菌が関係していることがわかっています。

乳酸菌の役割

乳酸菌のもう一つの働きは、白血球のエサになることです。

白血球は、血液中に含まれる成分の一つです。
主な働きは、身体に侵入した外敵やウイルスに感染した細胞を、免疫細胞によって攻撃する役目があります。

自分か、自分じゃないかを見分けてくれるのが免疫で、外敵を見分けるチカラを免疫力と言います。

免疫力は、高くても弱くても身体は正常に働きません。バランスがよい状態にいることが大切です。

免疫力が強すぎると、自分の身体をも攻撃してしまうのです。
するとアレルギーや花粉症やアトピー性皮膚炎といった疾患が発症します。

逆に免疫力が弱ってしまうと、感染症やガン、インフルエンザや風邪といった症状にかかります。
かつては3人に1人がガンに罹患すると言われていましたが、現代は2人に1人がガンに罹患すると言われています。

実は癌細胞は毎日発生しています。

毎日5,000個以上ともいわれるのガン細胞が次から次に発生し、それを免疫細胞がやっつけてくれるのです。

インフルエンザのウイルスは、年々凶暴化しています。
近年は、インフルエンザが猛威を奮る話が多いと思いませんか?
予防接種もそれほど効果が見られなくなっています。

インフルエンザを予防するには、普段の腸内環境のケアが大切です。

乳酸菌を定期的に取ることで白血球のエサとなり、免疫細胞に働きかけることで、体の中をパトロールをしてくれるのです。

風邪を引くとマスクをする人が多いと思いますが、ウイルスは菌と違ってサイズが小さいのでマスクの穴を通過してしまいます。
風邪の予防ケアのために効果がありますが、ウイルスの飛散は止められません。

身体に必要な栄養素

これまで、人間の体に必要な栄養素は5種類と言われていました。
5大栄養素は、炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルです。

近年6番目栄養素として注目されているのが食物繊維です。

更に新たに7番目の栄養素が乳酸菌と言われています。
これをバイオロジカル・レスポンス・モデファイヤーの頭文字を取ってBRMと言います。BRMとは免役調整物質のことで、白血球を元気にする栄養素です。

参考:http://www.alaco.jp/product/LP-284.html

人間の健康

人間の身体には、神経系、内分泌系、免疫系の三つがあります。

神経系は、自律神経のことです。 自律神経は、交感神経と副交感神経の二つに分けられます。
自律神経は、内臓や血管の機能をコントロールする神経です。
交感神経が有利になると活動的な状態になり、副交感神経神経が有利になるとリラックスした状態になります。

人の身体は、活動的な日中は交感神経が有利になり、夜リラックスするときには副交感神経が有利になります。
相反する働きを持った二つの自律神経が、交互に身体を支配することで身体の機能が正常に保たれます。
動物的な本能の仕組みともいえるでしょう。

しかし、交感神経の働きレベルが高く、副交感神経の働きレベルが低すぎる状態が続くと、身体が休めずに不調が現れ、病気になってしまいます。
逆に、副交感神経の働きレベルが高く、交感神経の働きレベルが低くすぎると、うつ病になる可能性があります。

うつ病や不眠をケアするため乳酸菌は欠かせない栄養素です。

内分泌系とは、生理痛や更年期、糖尿病の病気などを調整します。
ホルモンのバランスが崩れることで生理痛になったり、またある年齢に達すると更年期障害が出てくるケースが見られます。

糖尿病の延長線上にあるのが、認知症とも言われています。糖尿病は、インスリンの作用が十分でないためブドウ糖が有効に使われず、血糖値が高くなる状態のことです。インスリンを作る膵臓の細胞が何らかの原因で壊されてしまった状態です。

腸内細菌

腸内細菌は、一般的に善玉菌、悪玉菌、日和見菌という分け方をされます。

悪玉菌が増えると腸のバランスが崩れてしまうという表現します。
善玉菌は、エサがない状態になると悪玉菌に食べられてしまいます。
そのような状態にならないためにも乳酸菌を取り入れ、エサを与えてあげることが大切です。